脱毛の種類
皆様男性、女性問わず毛の悩みは尽きないものです。最近では脱毛技術も発達し、無駄毛を脱毛する事は比較的簡単に行えるようになってきました。頭髪にの増毛・育毛に関しても従来よりもかなり技術が進歩しております。薄毛は男性だけでなく女性でも気にされる方々が増えてきており、主に食生活や、生活習慣病といった現代病との関係もあると聞きます。脱毛は脱毛でも今回は少し観点を変えてお話致します。
| 脱毛の種類 | |
| 男性型脱毛症 AGA (AndroGenetic Alopecia) |
遺伝によって毛根が男性ホルモンの影響を受けやすい体質を持つ人に多くみられる症状。前頭部、頭頂部の毛が細く短くなる。若ハゲもこのタイプ。 |
| 女性型脱毛症 | 女性の場合は男性と違い、全体的に間引かれるように薄くなり細毛化。 |
| 円形脱毛症 | ストレス、自律神経失調症、アトピー性皮膚炎、自己免疫疾患などによって突然円形に脱毛。 |
| しろう性脱毛症 | 皮脂の分泌過剰で毛髪の発育が阻害される。 |
| ひこう性脱毛症 | 多量に出たフケが毛穴をふさぎ、頭皮に炎症を起こし、毛根の活性が衰えて脱毛します。 |
| 対症性脱毛症 | 皮下組織までダメージを受けた場合に起こる(ケガややけどなど) |
| 結髪性脱毛症 | 髪を強く引っ張るような、無理なヘアースタイルにより脱毛 |
| 老人性脱毛症 | 老化によって毛穴が退化 |
これらの種類がありますが、一般的に最も悩まれている男性が多いのはやはり男性型脱毛症です。これらの原因は生活習慣にも左右されますが、その他考えられるのは
「男性ホルモン」「遺伝」「ストレス」などがあります。
男性ホルモン
頭髪にとって最もやっかいなのが、男性ホルモン、別名テストステロンです。男性ホルモンは髭や胸毛など体毛の成長をつかさどっており、これらの成長を促進します。しかしこれらは反対に、頭髪にとっては成長を妨げてしまう作用を有しております。毛根の毛母細胞でDHT別名ジヒドロテストステロンに変わり、毛根細胞を萎縮させるため、髪の毛の成長を止めてしまい。早く抜け落ちてしまいます。
遺伝
皆様もよく耳にされると思いますが、薄毛は、やはり遺伝的要素が大きく関係していると言われています。
しかし、近年ではスカルプシャンプーなどの技術も発達し、本当に発毛が実感できるところまで進化してきております。ですので、まだお値段としては少し高いですが、手入れ次第で、薄毛を食い止めることができるようになってきました。反対に、皆様の親族に薄毛がいないからと安心して、不摂生をしていると薄毛になることもあるので、注意が必要です。
ストレス
ストレス社会と言われ始めて早数十年という年月が経過しており、やはりストレスに対する体調への悪影響は多々報告されてきております。ストレスは見えない為、最も厄介なな病気と言えるかもしれません。あらゆる病気に悪影響を与えるストレスはもちろん薄毛にとっても例外ではありません。
ストレスが自律神経やホルモンのバランスを乱すすと血流が悪化してしまいます。そうなると毛根に栄養分を十分運べないために毛髪の成長を妨げてしまい、このような悪循環になることがあります。
食事・生活習慣
髪の毛の健康を保つには栄養が必要です。毛は毛細血管から栄養を得て成長している為です。
バランスの偏った食事や睡眠不足などの生活が続けば、頭皮の栄養状態が悪くなり、髪は成長しにくくなります。あまり髪の毛が伸びない方などは一度生活習慣を見直してみたほうがいいかもしれません。また、たばこのニコチンは血流を悪化させるため、薄毛には大敵です。
銀歯が抜け毛の原因にも
虫歯を削った箇所に埋める詰め物の金属に対してのアレルギー反応が髪を抜けさせてしまうという事が、近年虫歯治療に使用される銀歯が薄毛の原因として注目されています。一定のアレルギー許容量を超えると急速に髪が抜けてしまうのが特徴です。特に男性の場合はAGA改善が見込まれにくい場合には過去の虫歯治療痕が影響しているかもしれません。